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  投資信託の基本                      変額個人年金について
 ・投資信託って何 今、銀行を中心に凄い勢いで売れている金融商品に 『変額年金保険』 があります。別名、投資型年金保険とも言いますね。

お客さまからの問い合わせも多く、このホームページの質問にも多くなってきましたので、その仕組みなどを詳しく解説したいと思います。

簡単に言うと、投資信託に年金と保険の機能が付加された商品です。投資信託は通常満期と言うものがありません。投資家が売却したくなったときが満期になります。

投資型年金保険商品のイメージ図


通常、一般の生命保険会社の年金保険は、ある一定の利率、予定利率で運用し、ある一定の期間が過ぎると(通常10年)増えた元金を年金形式で受け取る、と言うものです。この予定利率が銀行などの預金よりもいいということで、15年ほど前は人気になりいました。

しかし、今は超低金利、予定利率といってもほとんどゼロに近い水準です。決して魅力的ではありません。そこで、この運用の部分を一定の利率ではなく、投資信託を当てて運用するようにしたのが変額年金保険です。

定額年金保険と比べ以下の3点がメリットです

 
 1、運用内容の選択を契約者が選べる → 定額年金は予定利率ですから選ぶ余地なし

  2、運用期間中に増額ができる → 定額年金は増額はできません

  3、運用期間10年が過ぎても年金受け取りを伸ばすことができる → 定額はできません


なるほど、定額年金保険には無いメリットがありますよね。日本はアメリカのように確定拠出年金(一種の自分年金)の普及がいまひとつですので、自分年金と言う考えがありませんが、変額年金なら確かにいいように思います。

自分年金なる言葉自体、公的年金が怪しくなってきた現代だからこそなのですが、それにしてもタイムリーです。

いい事づくめの変額年金保険ですが、メリットと同じぐらい、デメリットもあるんです。注意点は次の3点です。

 
 1、運用の成果は自己責任  → 定額は決まった利率なので成果は見えている

  2、運用、保険のコストがかかる  → 定額もかかりますがそれほど大きくありません

  3、途中解約すると大きな解約手数料がかかります → 定額は特別大きくはありません


ここで特に注意が必要なのは2の運用、保険のコストです。投資信託でも信託報酬と言うランニングコストがかかります。変額年金保険で言えば「運用関係費用」です。それは同じですが、もう一方の「保険関係費用」も同じく係り、投資信託で言う信託報酬の2倍になるものもあります。

保険機能と言っても、安い保険料で大きな保険を買う、と言うのではなく投資部分の変動要因を補ってくれると言う、自分の資金に対する軽い保険のわりにはかなりの手数料です。

機能が付いているということは、それに伴いうコストもかかるのはわかりますが、そのコストが上記のメリットと比べて、魅力的かどうか、自分のライフプランに必要かどうか、と言うことがとても重要になってきます。

投資信託でもかなり信託報酬が高いものもありますよね。投資信託は平均して1.5%ほどですが、変額年金保険は通常2%を超えるものが大半です。確かにいろんな機能が付いているとは言え、チョッと高いですよね。

また、最近は
「元本保証」と言う耳障りのいい言葉を謳い文句に、驚くような高コストで設計されているものも数多くあり、「これはあんまりだなぁ」と思うものも少なくありません。運用と保険のコストで3%以上と言うものが存在します。

そういう「元本保証型」に限ってファンドの選択肢が無かったりしますし、増額機能も削減されているものがほとんどです。コストはかかるが、メリットは剥奪、と言うわけです。

しかし、それでも日本でこんな乱暴な商品が多く売れているのは、金融知識のない、単にまじめ実直だけが取得で、元本保証が大好きな銀行員が販売していることが大きく影響していると思います。元本を保証するからには「何か裏がある」と考えるべきです。

最近はコストの安い変額年金保険も出てきて、すべてが悪いとは言いません。ご契約を検討されている方は、よ〜く考えて契約しましょう!

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